- LINE公式アカウントで予約を受け付けたい
- 予約管理が大変になってきたので労力を減らしたい
- LINEからの予約を管理・自動化したい
- プロラインフリーの予約管理システムでどんなことができるか知りたい
この記事では、LINE公式アカウントで予約カレンダーを無料で作る方法(作成手順)を初心者にわかりやすく解説します。
美容室(美容院)、飲食店、サロンを運営している方や、ZOOM個別相談やコンサルをしている方で、LINEから予約を受け付けして管理を自動化したい方は、ぜひこの記事を最後までお読みになってくださいね。
なお、予約カレンダーは、LINE公式アカウントのLINE自動化ツール「プロラインフリー」を使って作ります。
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プロラインフリーでカレンダー予約を作る方法
プロラインフリーでは、以下の予約カレンダーを無料で作ることができます。
「スケジュール予約」は、毎日または毎週、繰り返し行われるイベントや、美容室や飲食店などの店舗の予約受付に適しています。
個別相談やレッスンの予約受付によく使われている機能です。
「イベント予約」は、不定期のイベントや、指定日を限定するセミナーの予約受付に適しています。
スケジュール予約の作り方
「スケジュール予約の作り方」では、以下のようなものを作ります。
「イベント予約の作り方」を先に読みたい方は、こちらをクリックしてください。(次の段落に移動します)
スケジュール予約の作り方:基本設定
初期状態で1つカレンダーが作られているので、そのカレンダーを編集して使うこともできます。
予約カレンダー名(管理名)にイベント名を入力します。
管理名には、友だちが表示するページにも表示されます。
あなたが管理したいイベント名と、友だちに表示するイベント名(表示名)をわけたい場合は「□管理名と表示名を分離」にチェック☑︎を入れ、表示名を変更してください。
当記事での設定例
- 管理名:ZOOM個別相談
スケジュール選択のデザインで「カレンダー」を選択します。
予約受付日は「開始日〜終了日」まで予約が可能になります。
「終了日なし」の場合でも、「公開期間(初期値:14日後の24時まで公開)の設定」をすると、公開期間以上の予約を受け付けないように設定することができます。
当記事での設定例
- 2023年11月1日〜終了日なし
- 14日後の24時まで公開
「スケジュール予約」を選択します。
曜日ごとに予約受付の「開始時間」と「終了時間」および「休み」の指定をします。
なお、祝日設定、休憩時間設定、例外設定(長期休み、年末年始、特定の日だけ時間を変えるなど)も設定ができます。
「開始時間」「終了時間」「祝日設定」「休憩時間設定」および「例外設定」の時間は30分単位で設定可能
当記事での設定例
- 月〜金曜日(平日):10:00〜17:00(←受付可能な時間)
- 土、日曜日:休み(受付不可)
- 日本の祝日:休み(受付不可)
- 休憩時間:12:00〜13:00(←この時間帯は受付不可)
- 例外設定
- 2023年12月28日 10:00〜12:00
- 2023年12月29日 休み
Googleカレンダーとプロラインフリーを連携すると、お店(美容室やサロン、飲食店など)の予約と自分の予約を一緒に管理することができます。
Googleカレンダーとプロラインフリーの予約管理機能を連携しない方は、次の手順に進んでください。
なお、Googleカレンダーが未連携または連携に興味がある方は、こちらの記事をご参照ください。
当記事での設定例
- Googleカレンダーと連携していない
「予約カレンダーの「表示単位」」で、予約できる時間帯(予約枠)を設定します。
例:受付時間が10:00〜18:00の場合
- 表示単位を「2時間」に設定:「10時・12時・14時・16時」の区切りで予約可能
- 表示単位を「1時間」に指定:「10時・11時….16時・17時」の区切りで予約可能
予約カレンダーの「表示単位」は「15分・30分・1時間・1時間30分・2時間・2時間30分・3時間・4時間・6時間」で設定可能
当記事での設定例
- 予約カレンダーの「表示単位」:1時間
予約したいサービスの所要時間(予約の所要時間、セミナーの開催時間など)を設定します。
1つの予約枠の「長さ」は1時間単位で設定可能
当記事での設定例
- 1つの予約枠の「長さ」:1時間
予約枠の表示記号は「満」か「×」をおすすめします。
(「-(ハイフン)」は「枠設定なし(予約できない時間帯に表示される記号)」と同じ記号であるため)
当記事での設定例
- 予約枠の「表示記号」:満
以上で基本的な設定は完了です。
「保存」ボタンをクリックして「プレビュー」で表示を確認してください。
当記事での設定例のプレビュー表示画面
イベント予約の作り方
「イベント予約の作り方」では、以下のようなものを作ります。
イベント予約の作り方:基本設定
初期状態で1つカレンダーが作られているので、そのカレンダーを編集して使うこともできます。
予約カレンダー名(管理名)にイベント名を入力します。
管理名には、友だちが表示するページにも表示されます。
あなたが管理したいイベント名と、友だちに表示するイベント名(表示名)をわけたい場合は「□管理名と表示名を分離」にチェック☑︎を入れ、表示名を変更してください。
当記事での設定例
- 管理名:ZOOM個別相談
スケジュール選択のデザインで「イベント」を選択します。
予約受付日は「開始日〜終了日」まで予約が可能になります。
「終了日なし」の場合でも、「公開期間(初期値:14日後の24時まで公開)の設定」をすると、公開期間以上の予約を受け付けないように設定することができます。
当記事での設定例
- 2023年11月4日〜2023年11月4日
- 0日後の24時まで公開
「イベント予約」を選択します。
イベントの「日にち」と「開始時間」と「終了時間」を設定します。
なお、休憩時間の設定もできます。
「開始時間」「終了時間」および「休憩時間設定」時間は30分単位で設定可能
当記事での設定例
- 2023年11月4日:10:00〜16:00(←受付可能な時間)
- 休憩時間:12:00〜13:00(←この時間帯は受付不可)
Googleカレンダーとプロラインフリーの予約管理機能を連携しない方は、次のStepに進んでください。
googleカレンダー連携については、別の記事を作成しますね。
当記事での設定例
- Googleカレンダーと連携していない
「予約カードの「表示単位」」で、予約できる時間帯(予約枠)を設定します。
例:受付時間が10:00〜18:00の場合
- 表示単位を「2時間」に設定:「10時・12時・14時・16時」の区切りで予約可能
- 表示単位を「1時間」に指定:「10時・11時….16時・17時」の区切りで予約可能
予約カードの「表示単位」は「15分・30分・1時間・1時間30分・2時間・2時間30分・3時間・4時間・6時間」で設定可能
当記事での設定例
- 予約カードの「表示単位」:1時間
予約したいサービスの所要時間(予約の所要時間、セミナーの開催時間など)を設定します。
1つの予約枠の「長さ」は1時間単位で設定可能
「定員になったカードは消さずに「満員御礼」と表示」にチェック☑︎を入れると、規定数予約された時間帯のカードの横に「満員御礼」と表示できます。
また、「満員御礼」ではなく任意の言葉を入力して表示することもできます。
当記事での設定例
- 1つの予約枠の「長さ」:1時間
- 定員になったカードは消さずに「満員御礼」と表示
予約枠の表示記号は「満」か「×」をおすすめします。
(「-(ハイフン)」は「枠設定なし(予約できない時間帯に表示される記号)」と同じ記号であるため)
当記事での設定例
- 予約枠の「表示記号」:満
以上で基本的な設定は完了です。
「保存」ボタンをクリックして「プレビュー」で表示を確認してください。
当記事での設定例のプレビュー表示画面
スケジュール予約(またはイベント予約)の詳細設定
スケジュール予約(またはイベント予約)の基本的な設定が終わったら「詳細設定(予約制限、期限)」を設定します。
「詳細設定(予約制限、期限)」では、以下の設定ができます。
「詳細設定(予約制限、期限)」で設定できること
予約枠の「ルール」
「予約が入った後に前後の予約までどの程度時間を空けるか」を設定することができます。
予約の前後で準備や休憩などが必要な場合に利用すると便利です。
例:長さ1時間の予約が14時に入った場合
→通常、前後の予約可能時間は13時と15時になる。
- 予約と予約の間隔を「0分」に設定した場合
予約と予約の間隔がないため13時と15時の予約が可能
- 予約と予約の間隔を「1時間」に設定した場合
13時と15時は空き時間を確保できないため予約できなくなる(前後だと、12時と16時が予約可能)
予約と予約の間隔は「0分・1時間・2時間・3時間」で設定可能
初期値は「1人まで」です。
「1人まで」にすると、1人予約を入れるとの同じ日時に別の方が予約を入れることができなくなります。
「無制限」を選択すると、1つの時間帯に何人でも予約することができます。
例:1つの時間帯の人数枠(定員)を5人にしたい場合
→「1つの時間帯に同時受付できる人数」を「5人まで」にする
初期値は「取れない」です。
「取れない」を選択すると、1度予約した友だちは予約時刻終了またはキャンセルされるまで次の予約は取ることができません。
同じ友だちが予約して、その予約のサービス提供前であっても次の予約を取れるようにする場合は「取れる」に変更してください。
「1人の友だちが同時に複数の予約を「取れない」」設定にして、友だちが予約後に再度予約しようとすると以下のような画面が表示されます。
初期値は「無制限」です。
「無制限」を選択すると、予約の空き時間がある限り何度でも予約可能です。
例1:複数日程・時間帯のイベントで予約できる数を1回だけにしたい場合
→「1人の友だちの予約回数上限」を「1人1回まで」にする
例2:複数のセミナーを何回でも予約できるようにしたい場合
→「1人の友だちの予約回数上限」を「無制限」にする
初期値は「上限なし」です。
「上限なし」を選択すると、空き時間がある限り予約可能です。
「1日に開催される時間帯の数の上限」は、人数の制限ではなく、「1日に開催する時間帯の制限」です。
例:セミナーの予約を1日に4つの時間帯で予約できる設定にしたけれど、1日に2つの時間帯(2枠)しか予約を受け付けないようにしたい。
→2つの時間帯の予約が入った時点で、残りの2つの時間帯の予約はできなくなる。
- 予約の時間帯:10時・11時・13時・14時
- 1つの時間帯(1枠)につき5人予約可能
→(例として)10時と11時の予約が入った時点で、13時と14時の予約ができなくなる。
→10時と11時の時間帯(枠)は上限5人に達するまで予約可能
「予約受付」の期限
初期値は「24時間」です。
「24時間」を選択すると、予約開始時間まで24時間前まで予約できますが、予約開始まで24時間を切ると予約できなくなります。
「予約受付の期限」の設定は、予約が直前すぎるとサービス提供(例:イベントの準備(材料・スタッフの確保など)、レストランの予約(食材調達など))に支障をきたす場合に利用してください。
- 予約受付の期限:「分・時間・日」単位で設定可能
- 日にち、時間を入力する場合:時間は1時間単位で設定可能
「予約変更」の可否と期限
初期値は「変更不可」です。
「変更不可」を選択すると、予約した友だちが予約管理画面から予約を変更することができません。
例として、「予約(開始日時)の1日前まで」などで期限を設定すると、予約した友だちが予約の変更ができるようになります。
なお、予約の変更が可能な設定をすると、予約時やリマインドのメッセージで予約の「確認」に加え「予約の変更」が可能なリンク(URL)を送ることができます。
また、予約の変更回数に上限をつけることができます。
例:(予約の)変更回数の上限を「1つの予約につき1回まで」に設定
- 1度だけ予約の変更が可能
- 1度予約変更した後にキャンセルし、再度予約した場合:変更回数は0回とカウントする
- 予約変更の期限
- 「分・時間・日」単位で設定可能
- さらに時刻指定(1分単位)も可能
- 時刻指定しない場合、「当日の予約時間」と同じ時刻が期限になる
- 日にち、時間を入力する場合:時間は1時間単位で設定可能
「予約キャンセル」の可否と期限
初期値は「キャンセル不可」です。
「キャンセル不可」を選択すると、予約した友だちが予約管理画面から予約をキャンセルすることができません。
例として、「予約(開始日時)の1日前まで」などで期限を設定すると、予約した友だちが予約のキャンセルができるようになります。
なお、予約の変更が可能な設定をすると、予約時やリマインドのメッセージで予約の「確認」に加え「予約のキャンセル」が可能なリンク(URL)を送ることができます。
- 予約変更の期限
- 「分・時間・日」単位で設定可能
- さらに時刻指定(1分単位)も可能
- 時刻指定しない場合、「当日の予約時間」と同じ時刻が期限になる
- 日にち、時間を入力する場合:時間は1時間単位で設定可能
まとめ
この記事では、LINE自動化ツール「プロラインフリー」を使って、LINE公式アカウントで予約カレンダーを無料で作る方法を解説しました。
予約カレンダー(スケジュール予約またはイベント予約)の詳細設定をすると、予約変更や予約キャンセルの可否や期限を設けることができます。
さらに、予約の変更や予約キャンセルが可能な設定をすると、予約時やリマインドのメッセージで予約の「確認」に加え「予約変更」「予約のキャンセル」が可能なリンク(URL)を送ることができます。
LINE公式アカウントとプロラインフリーを連携して予約カレンダーを作ると、電話やメール、LINE公式アカウントで手動で対応していた予約の変更やキャンセルの連絡が、すべて自動で対応できるようになります。
また、プロラインフリーの予約カレンダーを使うことで、運用者の手間削減だけでなく、ユーザー(顧客)の利便性が向上し、顧客満足度やリピート率を高めることにつなげることができます。
美容室(美容院)、飲食店、サロンなどを運営している方は、プロラインフリーを活用して、LINE公式アカウントの運用効果を高めて、よりよい顧客関係を築いてくださいね。
最後に、当記事の「予約カレンダー」の設定が完了したら、以下の記事をお読みください。
予約時やリマインドメッセージ(予約の「確認」「予約変更」「予約のキャンセル」)を編集することができます。
最後に:LINE公式アカウントでプロラインフリーの予約管理システムを導入する方法
LINE公式アカウントにプロラインフリーの予約管理システムを導入するためには、まずはじめにプロラインフリーの公式サイトから無料アカウントを作成し、LINE公式アカウントを連携する必要があります。
プロラインフリーの無料アカウントは、LINE公式アカウントを追加するだけで作成することができます。
プロラインフリーの無料アカウントを作成後、LINE公式アカウントとプロラインフリーを連携してください。
\ アカウント作成完了で4つの無料特典! /
プロラインフリーの予約管理機能については、こちらの記事をお読みになってください。