- LINE公式アカウントのバッジ(星と縦のマーク)の色の違いを知りたい
- バッジが灰色のLINE公式アカウントは危険なの?
この記事では、LINE公式アカウントのバッジ(星と盾のマーク)の色の違いについて初心者にわかりやすく解説します。
「灰色のバッジは危険?」という意見を耳にしますが、この記事を読むと、LINE公式アカウントのバッジの種類と色の違いがわかり、LINEの友だちの信頼度や顧客満足度を高めることができますよ。
LINE公式アカウントのバッジの色の違いとは?
LINE公式アカウントには、名前の横に盾の中に星が入ったバッジ(アイコン・マーク)があるものがあります。
バッジの色は、「灰色(グレー)」「青色」「緑色(グリーン)」の3種類あります。
一般的によく見かけるバッジの色は「青色」で、友だち数がものすごく多いアカウントのバッジの色は「緑色」という印象がある方がいるかもしれませんね。
LINE公式アカウントのバッジの種類、色の違いを以下の表にまとめました。
LINE公式アカウントの 種類 | バッジの色 | 概要 |
---|---|---|
プレミアムアカウント | 緑色 | 認証済アカウントの中でも特別な審査を通過したアカウント |
認証済アカウント | 青色 | 公式LINEの所定の審査を通過したアカウント |
未認証アカウント | 灰色 | 個人・法人問わずに誰でも取得できるアカウント |
プレミアムアカウントの審査認定基準は非公開となっています。
LINE公式アカウントには、「認証済アカウント(プレミアムアカウントを含む)」と「未認証アカウント」があります。
次に、「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の違いについて解説します。
認証済アカウントと未認証アカウントの違い
LINE公式アカウントの「認証済アカウント」と「未認証アカウント」の違いは以下のとおりです。
「プレミアムアカウント」も認証済アカウントの一部として解説します。
認証済アカウントのメリット
認証済アカウントには特典がある
認証済アカウントには以下の特典があります。
LINEアプリ内のアカウント検索対象になる
認証済アカウントになると、LINEアプリのホームにある「検索窓」にキーワードを入れると、「友だち」検索結果に表示されるようになります。
請求書決済が利用できる
LINE公式アカウントの利用料の支払いで、株式会社ラクーンが運営する請求書決済サービス「Paid(ペイド)」を利用して、請求書払いすることができます。
キャラクター入りのポスターデータをダウンロードできる
LINE公式アカウントでは、友だち募集ポスターのデータをダウンロードすることができます。
認証済アカウントになると、LINE公式キャラクターがデザインしているポスターと、空白箇所に書き込みができるポスターのデータを使うことができるようになります。
ポスターデータの入手、印刷方法はこちらの記事をご参照ください。
三角POPやステッカーなどを発注できる
LINE公式アカウントの認証済アカウントは、QRコードが印字されたオリジナルのノベルティを注文できるようになります。
ノベルティは数百円から注文することができるので、店頭での友だち集めに利用することができます。
「友だち追加広告」を利用できる
認証済アカウントでは、友だち追加用の「友だち追加広告」の利用できるようになります。
LINEアプリ上にトークリストやLINE NEWS、LINE VOOMなどに広告を出稿して、効果的に友だちを獲得することができるようになります。
以下の業種・サービスは「友だち追加広告」を利用できません。
出稿できない業種・サービス例
・宗教関連
・ギャンブル関連、パチンコ等(公営競技・公営くじは除く)※1
・アダルト関連
・出会い系、マッチングサイト等(一部当社が認めた場合を除く)※2
・連鎖販売取引 ※3
・たばこ、電子タバコ
・武器全般、毒物劇物
・生体販売
・未承認医薬品⋅医療機器等
・消費者金融などの貸金業、質屋(一部当社が認めた場合を除く)
・ネット関連ビジネス(情報商材、自己啓発セミナー等)※4
・チケット転売業
・その他弊社が不適合と判断した業種⋅業態、商品⋅サービス
【LINE広告】出稿対象外となる業種・サービスについて|LINE for Business より引用
LINEアプリ内にアカウント情報やクーポンを掲載できる
認証済アカウントは、アカウント情報やクーポンを管理画面から任意で掲載できるようになります。
アカウント情報の掲載場所
- LINE公式アカウントリスト
- おすすめの公式アカウント
クーポンの掲載場所
- LINEクーポン
- LINE公式アカウントリスト など
「メンバーシップ」を利用できる
認証済アカウントは、LINE公式アカウント上でサブスクリプションサービスが作れる「メンバーシップ」を利用できます。
「アカウント満足度調査」などで「自由回答」を選択できる
LINE公式アカウントには「アカウント満足度調査」という、アカウントに対する友だちの満足度を無料で調査できる機能があります。
認証済アカウントでは「アカウント満足度調査」「リサーチ」機能の回答項目として、「自由回答」を選択することができます。
認証済アカウントの方が信頼性が高い
認証済アカウントを取得するには、LINEの審査を通過する必要があります。
認証済アカウントは申請時に、メールアドレスや電話番号、申込者氏名、ホームページやSNSなどのURLを登録する必要があります。
そのため、認証済アカウントは未認証アカウントに比べて信頼性が高くなります。
認証済アカウントのデメリット
アカウント名を変更できるのは未認証アカウントのみ
アカウント名を変更できるのは「未認証アカウントのみ」です。
認証済アカウントになると、アカウント名を変更できなくなります。
認証済アカウントになってからどうしてもアカウント名を変更したい場合は、再度申請が必要になります。
アカウント名をいつでも変更できるのは、未認証アカウントのメリットですね。
未認証アカウント・認証済アカウント共にできること
プレミアムIDを取得できる
LINE公式アカウントには「プレミアムID」というものがあります。
月額100円もしくは年額1,200円支払うと、自分の好きなIDを利用することができるようになります。
プレミアムIDは、未認証アカウントでも認証済アカウントでも取得することができます。
検索結果に表示されない未認証アカウントでも、プレミアムIDを利用すればID検索がしやすくなりますね。
プレミアムIDについての詳細は、以下の記事をお読みください。
未認証アカウントから認証済アカウントに変更する方法
未認証アカウントから認証済アカウントに変更する方法は、以下の記事をお読みください。
まとめ
- LINE公式アカウントの種類とバッジの色の違い
LINE公式アカウントの 種類 | バッジの色 | 概要 |
---|---|---|
プレミアムアカウント | 緑色 | 認証済アカウントの中でも特別な審査を通過したアカウント |
認証済アカウント | 青色 | 公式LINEの所定の審査を通過したアカウント |
未認証アカウント | 灰色 | 個人・法人問わずに誰でも取得できるアカウント |
- 認証済アカウントと未認証済アカウントの違い
- 認証済アカウントには特典がある
- 認証済アカウントの方が信頼性が高い
- アカウント名を変更できるのは未認証アカウントのみ
- 未認証アカウント、認証済アカウント共にプレミアムIDを取得できる
この記事ではLINE公式アカウントの料金プラン(初期費用、月額料金)と、無料プランと有料プランの違いについて解説しました。
灰色のバッジは未認証アカウントです。
「灰色のバッジのLINE公式アカウント(未認証アカウント)=危険」と一概に言えません。
未認証アカウントは誰でも利用できるのに比べ、認証済アカウント(青色や緑色のバッジ)はメールアドレスや電話番号、申込者氏名、ホームページやSNSなどのURLを登録する必要があります。
したがって、「灰色のバッジのLINE公式アカウント(未認証アカウント)」は「青色や緑色のバッジのLINE公式アカウント(認証済アカウント)」に比べて信頼性が低いと言えるでしょう。
未認証アカウントは「アカウント名を変更できる」というメリットがあります。
しかし、多くの人にとって(特に友だち追加する側にとって)認証済アカウントのなる方がメリットが大きいです。
店舗や会社を運営している方は、認証済アカウントを申請、通過すると顧客満足度が高くなるので、ぜひ審査を受けてみることをおすすめします。