- LINE公式アカウントの審査って何?
- 認証済アカウントにするために何が必要かわからない
この記事では、LINE公式アカウントを未認証アカウントから認証済アカウントするための審査と、申請方法について初心者にわかりやすく解説します。
LINE公式アカウントの「認証済アカウント」は、LINEヤフー株式会社の審査を通過したアカウントです。
認証済アカウントになると、プロフィールのバッジの色が変わるだけでなく、キーワード検索をした時に検索結果に表示されるなどのさまざまなメリットがあります。
認証済アカウントの審査は無料で行えるので、店舗や企業、サービスでLINE公式アカウントを利用している方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。
「認証済アカウント」にするメリットとデメリットは、以下の記事をお読みください。
LINE公式アカウントの審査とは?
LINE公式アカウントには、「認証済アカウント(プレミアムアカウントを含む)」と「未認証アカウント」があります。
LINE公式アカウントは、開設した時点ではすべて「未認証アカウント」です。
未認証アカウントから認証済アカウントにするためには、審査を受ける必要があります。
なお、「プレミアムアカウント」は、認証済アカウントの中でも特別な審査を通過したアカウントです。
しかし、プレミアムアカウントの審査基準や申請方法は公開されていません。
LINE公式アカウントの運用をしている方(またはこれから運用する方)は、まず「認証済アカウント」を申請することをご検討ください。
- 認証済アカウント(プレミアムアカウントを含む):LINEヤフー株式会社の審査を通過したアカウント
- 未認証アカウント:LINEヤフー株式会社の審査を通過していないアカウント
「認証済アカウント(プレミアムアカウントを含む)」と「未認証アカウント」の違いについては、以下の記事をお読みください。
LINE公式アカウントの審査基準
LINEヤフー株式会社では、以下の審査基準に基づいて認証済アカウントの審査を行います。
なお、審査は無料で再申請可能です。
1. LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
2. 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
3. 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか
4. 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか
※当社はお客さまに対し、審査結果およびその理由について説明する義務を負わないものとします。
LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点 より引用
こちらをお読みになってわかるように、具体的な審査基準は明記されていません。
4. 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点 より引用
とあるように、LINE社には独自に定める審査基準があるけれど、その審査基準は非公開のようです。
つまり、1〜5の審査基準を満たしていたとしても、明確な審査基準が公開されていないため、審査に通るか通らないかは申請してみなければわからない、ということになります。
審査は無料で行えるので、LINE公式アカウントを認証済アカウントにしたい方は、とりあえず申請してみることをおすすめします。
「認証済アカウント」にするメリットとデメリットは、以下の記事をお読みください。
認証済アカウントの審査を申請する時の注意点
認証済アカウント申請時の注意点は以下のとおりです。
業種・サービスによっては認証されない
以下の業種・サービスの方は、認証済アカウントを申請する前に、そもそもLINE公式アカウントを開設することができません。
認証済アカウントを申請する前に、「LINE公式アカウントガイドライン」を確認してください。
■出会い
【開設できないケース】
街コンイベント会社、相席居酒屋、出会いパーティー、ライブチャット、インターネット異性紹介事業
■アダルト
【開設できないケース】
性風俗店、メンズエステ、アダルトショップ、ストリップ劇場、膝枕耳かき店、JKビジネス
■連鎖販売取引
【開設できないケース】
ねずみ講、マルチ商法・MLM、ネットワークビジネス
■販売方法
【開設できないケース】
・人間の不安・不幸・射幸心につけ込んで商品等を販売するもの
・違法とされる営業方法で商品等を販売するもの
・科学的な根拠が乏しい商品等を販売するもの
LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点 より引用
個人名では認証済アカウントを作成できない
認証済アカウントでは、個人名や個人を特定できるアカウント名を作成することができません。
【注意事項】
※アカウント名は、アカウントの内容を正確に表している必要があります。
※20文字以内で入力ください。
※アカウント名は、友だち検索に利用されるLINE IDとは異なります。
※お申し込み後の変更は不可となります。
※個人名では認証済アカウントは作成いただけません。
LINE公式アカウントの審査とは|認証済アカウント申請時の注意点 より引用
申請情報を確認できるWebサイトが必要
申し込みフォームには、URLを記入する項目があります。
URLには、以下のようなサービス内容や住所、連絡先が確認できるWebサイトが必要です。
- 店舗や企業、サービスのホームページ
- 店舗や企業、サービスのSNS
- 店舗や企業、サービスの情報掲載ページ
未完成または準備中のサイトや個人のSNS、LINE公式アカウントの友だち追加URLやプロフィールURLは申請しても審査を通過しない可能性があるのでご注意ください。
連絡がとれる電話番号またはメールアドレスが必要
申し込みフォームには、電話番号とメールアドレスを記入する項目があります。
運営サイトに掲載しているメールアドレス、または運営サイトと同じドメインのメールアドレスを入力してください。
なお、本人確認のため、電話番号またはメールアドレスに連絡する場合があるようです。
権限が「管理者」しか申請できない
未認証アカウントから認証済アカウントの審査を申請する場合、権限が「管理者」しか申し込むことができません。
権限が「運用担当者」の場合は申し込むことができないのでご注意ください。
認証済アカウントになるとアカウント名が変更できない
原則、審査で承認されて認証済アカウントになるとアカウント名が変更できなくなります。
アカウント名は、LINEの友だちリストやトーク画面に表示される名称です。
実際の店舗名、企業名、サービス名、商品名など、ユーザーから見てわかりやすい名称になっているかご確認ください。
未認証アカウントはアカウント名を変更することができます。
認証済アカウントの審査の申請方法
認証済アカウントの審査に申請する方法は2つあります。
LINE公式アカウントの開設時にアカウント認証をリクエストする
LINE公式アカウントの開設時にアカウント認証リクエストを行う場合は、まず通常の流れと同じようにLINE公式アカウントの開設をします。
LINE公式アカウントの開設については、以下の記事を参考にしてください。
LINE公式アカウントが開設が完了すると、「アカウント認証をリクエストする」というボタンが表示されます。
「アカウント認証をリクエストする」をクリックすると認証済アカウントの申請をすることができます。
なお、LINE公式アカウントを開設したタイミングで「認証済アカウント」に申請した場合は、審査が通過するまで「未認証アカウント」として利用できます。
未認証アカウントからアカウント認証をリクエストをする
すでに未認証アカウントを利用している場合は、管理画面からアカウント認証リクエストを申請することができます。
管理画面右上にある「設定」をクリックします。
アカウント設定の「情報の公開」にある「アカウント認証をリクエスト」をクリックします。
まず、「アカウント情報」と「業種・申し込みタイプ」を選択します。
「業種・申し込みタイプ」を選択すると、「店舗/店舗情報」などの入力画面が表示されます。
「LINE公式アカウント利用規約」を確認後、「確認」ボタンをクリックします。
認証済アカウントの審査の要点
最後に、認証済アカウントの審査の要点を以下にまとめました。
- 審査は無料
- 審査の再申請可能
- 審査には10営業日ほどかかる
- 審査基準の詳細は非公開
- LINE公式アカウントを開設したタイミングで「認証済アカウント」に申請した場合は、審査が通過するまで「未認証アカウント」として利用可能
まとめ :審査を通過してLINE公式アカウントの信頼度を高めよう
この記事では、LINE公式アカウントを未認証アカウントから認証済アカウントするための審査と、申請方法について解説しました。
認証済アカウントにすることで、キーワード検索をした時に検索結果に表示される未認証アカウントより多くの機能を使えるようになります。
また、店舗や企業、サービスを利用している方は、LINEヤフー株式会社の審査を通過した認証済アカウントにすることでユーザーからの信頼度が高まります。
注意点として、審査で承認されて認証済アカウントになるとアカウント名が変更できなくなります。
認証済アカウントの審査は無料で行えるので、店舗や企業、サービスでLINE公式アカウントを利用している方はぜひ申請してみてくださいね。